リコッタの雑記帳

自分のことを書くブログです。

定年後不安 人生100年時代の生き方 大杉潤

人生100年時代といわれて久しく、この手の本は色々出ていると思います。 

その中で、この本は、著者が元々普通のサラリーマンであったこと(当時のいいとこの銀行員であったので、それは普通なのかとか細かいツッコミは置いといて)、自分なりに考えて40代で転職して(40代の転職、怖いじゃん。よくやるなあ。)、サラリーマン的に結構不遇なこともあったんじゃないかと思えるご経歴を経ていること、が強みになっていると思います。いわゆる、普通の実直なサラリーマンだった人が書いた本。
 
具体的なアドバイスは、ITやSNSの進化やトレンドの変化により、やや陳腐化しているところもありますが 、エッセンスは勿論同じ。好きなこと、得意なことを自分のなかに見出し、それを仕事にしよう。毎日情報収集し、発信(ブログを書く)しようと。
 
すると、こう思うよね?
著者へのよくある質問。
 
「自分の仕事は平凡なもので誰にでもできる。プロとして一流の人がたくさんいるのでこれがビジネスになると思わないのですが、大丈夫でしょうか。」
 
私もそう思った。
その答えはこれ。
 
「超一流のトップから学びたい人の数はむしろ少なく、世の中には初心者の数が最も多い。そういう人たちが自分の一歩先を歩んでいる身近なあなたから学びたいのです。」
 
そっかー。
最上志向の癖がある私、メチャクチャ納得。 どんだけすごいイメージを定年後に想定してんねん、と自分ツッコミ。
 
私のさもない記述が、あなたの何かの足しになるなら嬉しいです♥ぐらいの余裕で、定年後は参りましょう!